追突されて「むちうち症」:整骨院で治療できる?を徹底解説!

交通事故などで頻繁に耳にするこの症状は、首の筋肉を傷めただけと誤解されがちですが、適切な知識で対応をしないとその後何年も不調に悩まされる人も多いのが現状です。

この記事では、むちうちの基本的な定義から始め、その原因、症状、そして整形外科や整骨院での治療方法通院の仕方について、分かりやすく解説していきます。

また、日常生活でできる痛みの軽減法にも触れていきますので、ご自身や大切な人がこの症状に直面した際に役立てていただければ幸いです。

むちうち症とは何か?

むちうちとは、主に車の追突事故によって引き起こされる首の怪我です。

事故の衝撃で頭が激しく前後に振られ、首の筋肉、靭帯、神経、さらには脊髄が傷つくことがあります。

これを簡単に例えるなら、急激に揺れる木の枝が内部の繊維を傷つけるようなものです。

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特に、意識していない所に急激な衝撃がかかった場合、衝撃に備える準備ができていないため「むちうち症」の重症度が上がります。

事故直後は、症状がでないことも多い

むちうちの特徴的な点は、事故直後に症状が現れないことがあることです。

これは内部の損傷が時間をかけて表れるためで、例えば、運動後の筋肉痛が数日後に最も強くなるのと似ています。

また衝撃が加わった直後はアドレナリンの分泌によって興奮しているため痛みが感じにくくなることも影響します。

むちうち症3つのタイプ

むちうちの症状は多岐にわたりますが、主なものには首の痛みやこわばり、頭痛、めまい、肩の痛み、時には視覚や聴覚の異常が含まれますが大きく分けて3つに分類されます。

頸椎捻挫型

これは、首周りの筋肉や靭帯が過度に伸ばされて起こる捻挫タイプの「むちうち症」です。

神経根刺激型

頸椎の間から出ている脊髄神経の根元が刺激されて症状が起こるタイプで首の痛み以外に腕や手のしびれ、痛みなどがおこります。

神経根以外にも、胸郭出口症候群により手のしびれや腕の痛みを引き起こすこともあります。

バレ・リーウー型

首を通過する自律神経が刺激され、めまい、吐き気、頭痛、胃腸のムカつきなど自律神経症状がおこるタイプです。

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頸椎捻挫型は比較的に早く回復するのですが多くは、3つのタイプが混合して起こる事が多いです。

整形外科での対応

むちうちを疑ったら、まず整形外科を受診します。医師はレントゲン、MRIなどの画像検査を用いて診断を行い、必要に応じて首の安定を図るためのカラーや薬物療法を行います。

これは、車の故障を専門家が診断し、適切な修理をするのに似ています。

定期的な診察で治療の効果を確認し、症状に応じて治療法を変更することが重要です。

整骨院で「むちうち症」の治療できます【任意保険・自賠責対応】

整形外科の治療に加えて、整骨院での施術も有効です。

整骨院では、マッサージや電気療法などを用いて筋肉の緊張をほぐし、痛みを和らげます。

これは、筋肉の疲労を和らげるスポーツマッサージに似ていますが、ここでは痛みの原因となっている筋肉や靭帯に特化した施術が行われます。

通院前に保険会社への連絡が必要で、施設選びにも注意が必要です。施設の質や治療者の経験、評判を確認することが大切です。

整骨院へ通院する流れの順番

1,整形外科を受診【診断を受ける】

2,保険会社に通院予定の整骨院の名称と電話番号を伝える。

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保険会社に整骨院へ通院する旨を伝えると保険会社の方から整骨院へ連絡がいきます。

3,整骨院を受診【診断書のコピーも持参すること】

整骨院での施術内容

整骨院では、むちうちに対してさまざまな施術を行います。

これには、筋肉の緊張を和らげるマッサージ、血行を促進する電気療法、痛みを軽減する超音波治療などが含まれます。

通院の頻度や期間は個人の状態により異なりますが、通常は数週間から数ヶ月の範囲です。費用に関しては、保険適用の可否によって大きく異なりますので、事前に整骨院や保険会社に確認することが重要です。

首の炎症の状態が強い場合は、超音波や電気治療器などを用いて炎症を早く引かせる事を目的に行います。

自宅で「むちうち症」の痛みを和らげるために

自宅での対処法としては、むちうちをして最初の10日ぐらいは、冷シップやアイスノンなどで患部を冷やす事をおススメします。

その後慢性化してきたら温めることや軽いストレッチが有効です。温かいタオルや湿布を使って首周りを温めることで、筋肉の緊張を和らげることができます。

また、軽いストレッチで首や肩の筋肉をやさしく伸ばし、凝りをほぐすことも効果的です。これらの方法は、寒い日に温かいお風呂に入ってリラックスするのに似ていますが、激しい運動や首を無理に動かすことは避けるべきです。

日常生活で無理な姿勢を避け、適切な痛みの管理を心がけることが重要です。

最後に

むちうち症を甘くみてはいけません。むちうち症を放置するとその後何年も首の痛みや身体の不調に悩まされることがあります。

最初は、肩こりや寝違い程度の痛みでも時間の経過とともに痛みが悪化したり、頭痛やめまい、ムカつきなど自律神経の症状がでてくることも多くあります。

整骨院では、むちうち症の状態を見極めて適切な施術を行うことができます。

もし病院に通院していて、症状が改善していかない場合、整骨院での施術も併用することを検討してみて下さい。

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