スマホ首の原因と対策：徹底解説

スマートフォンやパソコンが私たちの日常生活に欠かせないものとなり、長時間の画面操作が当たり前となった現代社会。

しかし、この便利なテクノロジーの利用が、私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性があることをご存知でしょうか？

それが、一般的に「スマホ首」と呼ばれる状態や「ストレートネック」として知られる首の問題です。

この記事では、スマホ首やストレートネックの正体、それがもたらす身体への影響、そして予防や改善方法について詳しく解説します。

【スマホ首とは何か？】

スマホ首、または一般的に「ストレートネック」と呼ばれる状態は、首の自然な曲線である頚椎のカーブが失われ、首がまっすぐに伸びた状態を指します。

この状態は、通常、頭部の重みを適切に支えられなくなり、首に余分な負担をかけることによって引き起こされます。

スマホ首という名前は、スマートフォンの使用がこの症状の主要な原因であることに由来しています。スマートフォンを使う際の姿勢や時間の長さが、この問題を悪化させることが多いためです。

しかし、デスクワークなどの他の日常的な活動もスマホ首の原因になり得ます。

最近では、小学生からスマホを持っている事も多いので、親御さんに連れられて、来院される子供も多いですよ！

スマホ首は身体にさまざまな影響を及ぼします。これには以下のような症状が含まれます。

これらの症状は、日常生活に不快感をもたらすだけでなく、長期的には健康への悪影響を及ぼす可能性があるため、早期の対策が必要です。

スマホ首の原因は、肩の位置よりも頭の位置が前にきてしまう姿勢が習慣になっていることが最大の原因です。

特にデスクワークが長い人はで骨盤を寝かせて座っている事が多いため、骨盤が後傾すると背中が猫背になるため頭の位置も前にいくことになりスマホ首が進行していきます。

下の骨盤のように骨盤後傾している状態で座っていると猫背が助長され頭の位置が前に移動することになります。

スマホ首【ストレートネック】は、首だけの問題ではなく骨盤を含めた背骨全体のバランスが崩れていると言えます！

スマホ首を予防するためには、以下の方法が役立ちます。

スマートフォンやパソコンを使用する際は適度に休憩を取ることが重要です。長時間の画面操作を避け、15分ごとに短い休憩をとりましょう。
首の後ろの筋肉を弛緩させるストレッチを行うことも効果的です。定期的に首を左右に傾けたり、回旋運動を行ったりして、筋肉の緊張を和らげましょう。
スマホ首かどうかを簡単にセルフチェックする方法もあります。壁に背を向け、かかと、おしり、肩甲骨を順番に壁に触れさせ、自然な首のカーブを保つことができるか確認しましょう。

スマホ首になってしまった場合、以下の方法で改善できます。

スマートフォンの使用時間や姿勢を改善しましょう。画面をより高い位置に設置し、首に負担のかからない角度で使用することが大切です。
パソコンのモニターの高さを調整して、正しい姿勢を保つことが重要です。画面と目線の高さを合わせ、首を無理なく使えるように調整しましょう。
枕の高さや柔らかさを調整して、寝る姿勢を改善します。適切な枕を選ぶことで、首への負担を軽減できます。
スマホ首改善に効果が期待できるストレッチもあります。例えば、首を寝かせる側屈ストレッチ、首を横に動かす回旋ストレッチ、タオルを使って首を牽引するストレッチなどがあります。
スマホ首の改善が難しい場合は、整骨院などの専門家に相談しましょう。整骨院では、スマホ首に特化した治療プランを提供してくれます。